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11月29日-01号

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  1. 小浜市議会 2011-11-29
    11月29日-01号


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    平成23年 12月 定例会(第7回)     平成23年11月29日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(18名)   1番  藤田靖人君    2番  西本清司君   3番  小澤長純君    4番  今井伸治君   5番  能登恵子君    6番  松崎圭一郎君   7番  池田英之君    8番  下中雅之君   9番  三木 尚君    10番  垣本正直君   11番  藤田善平君    12番  上野精一君   13番  風呂繁昭君    14番  富永芳夫君   15番  清水正信君    16番  池尾正彦君   17番  宮崎治宇蔵君   18番  山本益弘君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名       市長        松崎晃治君       副市長       東 武雄君       政策幹       井上 崇君       総務部長      塩野喜一郎君       総務部次長     滝口克巳君       総務部生活安全課長 天谷祥直君       企画部長      向出宏二君       企画部次長     藤本周次君       企画部企画課長   山口雅已君       民生部長      江見 敏君       民生部次長     吉村忠康君       民生部次長     仲野郁夫君       民生部社会福祉課長 松林吉博君       産業部長      西尾清順君       産業部次長     坪内定和君       産業部次長     竹田茂芳君       産業部次長     夏梅晃一君       教育委員会教育長  森下 博君       教育部長      芝田明和君       教育部次長     井上助博君       教育部教育総務課長 大野木 徹君●議会事務局長および書記       議会事務局長    前野光信       次長        和久田和典       書記        佐藤善一●議事日程  平成23年11月29日 午前10時開議 日程第1        会期決定 日程第2        議会運営委員会委員の辞任および選任について 日程第3 議案第78号 小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について 日程第4 議案第73号 平成23年度小浜市一般会計補正予算(第5号)      議案第74号 平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第75号 平成23年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第76号 平成23年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第77号 平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第79号 小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正について      議案第80号 小浜市スポーツ振興審議会条例の一部改正について      議案第81号 公立小浜病院組合規約の変更について      議案第82号 高速自動車国道近畿自動車道敦賀線市道岡津山手2号線との同時施行による小浜西インターチェンジに関する変更細目協定(土木工事)の締結について      議案第83号 小浜市道路線の変更について      議案第84号 小浜市営公園および小浜市営体育施設指定管理者の指定について      議案第85号 小浜市総合福祉センターおよび小浜市デイサービスセンター指定管理者の指定について      議案第86号 小浜市営駐車場および小浜市自転車駐車場指定管理者の指定について 日程第5        陳情                           午前10時55分開会 △開会・開議 ○議長(池尾正彦君) これより平成23年第7回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(池尾正彦君) 諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(前野光信君) 報告いたします。 10月5日、全員協議会広報委員会議会改革特別委員会原子力発電所安全対策特別委員会の各委員会が開催されました。 10月7日、小浜市・平湖市友好都市提携協議書調印式に正副議長ならびに産業教育常任委員長が出席いたしました。 同日、姉妹都市友好歓迎会が開催され、議長が出席いたしました。 10月8日、小浜市市制施行60周年記念式典が開催され、正副議長ならびに各議員が出席いたしました。 同日、大河ドラマ「江~姫たち戦国~」特別講演会が開催され、議長が出席いたしました。 同日、小浜市市制施行60周年記念祝賀会が開催され、議長ならびに各議員が出席いたしました。 10月9日、やさしさいっぱい!まちなか夢通り2011オープニングセレモニーが開催され、議長が出席いたしました。 10月11日、若狭消防組合議会が開催されました。 10月12日、公立小浜病院組合議会が開催されました。 同日、全国女性消防操法大会出場壮行式が開催され、議長が出席いたしました。 10月13日、広報委員会が開催されました。 同日、小浜市・おおい町原子力発電所安全対策特別委員会意見交換会が開催され、正副議長ならびに関係議員が出席いたしました。 10月15日から16日にかけて、川越まつり公式使節団として正副議長および関係議員が出席いたしました。 10月16日、市民体育祭が開催され、産業教育常任委員長が出席いたしました。 10月17日、福井県市議会議長会の研修会および中央要望が東京都内で開催され、正副議長が出席いたしました。 同日、綾部小浜敦賀間国道編入ならびに整備促進期成同盟会総会が開催され、産業教育常任委員長が出席いたしました。 10月18日から20日にかけて、産業教育常任委員会が高知市ならびに馬路村、室戸市に管外行政視察を行いました。 10月19日、全国女性消防操法大会が横浜市で開催され、議長が出席いたしました。 10月22日、ソフトバレーボール発祥の地「御食国若狭おばま杯」親善ソフトバレーボール大会ならびに交流レセプションが開催され、議長が出席いたしました。 10月23日、秋季防災訓練が開催され、関係議員が出席いたしました。 同日、小中高児童生徒書写書道展表彰式が開催され、議長が出席いたしました。 10月24日、全員協議会ならびに電子採決システム表決リハーサル議会改革特別委員会が開催されました。 10月25日、広域行政圏市議会協議会理事会東京都内で開催され、議長が出席いたしました。 同日、平成23年度9月分の例月出納検査結果および財政援助団体等の監査結果の報告書を受理いたしました。 10月26日、小浜市・若狭町総合振興協議会ならびに国道162号田烏世久見間道路改良促進期成同盟会総会が開催され、議長ならびに各議員が出席いたしました。 10月27日、北信越市議会議長会評議員会が長野市で開催され、議長が出席いたしました。 10月27日から28日にかけて、嶺南広域行政組合議会視察研修が行われ、関係議員が出席いたしました。 10月28日、全国女性消防操法大会出場報告会が開催され、議長が出席いたしました。 10月31日、福井県原子力環境安全管理協議会が敦賀市で開催され、議長が出席いたしました。 11月1日、福井県後期高齢者医療広域連合議会定例会が福井市で開催され、議長が出席いたしました。 11月2日、議会運営委員会が開催されました。 同日、福井県市町議長会議員合同研修会が福井市で開催され、正副議長ならびに各議員が出席いたしました。 11月4日、広報委員会が開催されました。 11月5日、時間がない!拉致特定失踪者問題の早期解決を願う集会が開催され、議長ならびに各議員が出席いたしました。 11月6日、梅田雲浜顕彰全国吟詠大会表彰式が開催され、議長が出席いたしました。 11月7日から9日にかけて、総務民生常任委員会が長岡市ならびに富山市、魚津市、高岡市に管外行政視察を行いました。 11月7日、小浜市・若狭町・高島市総合振興協議会が滋賀県庁ならびに滋賀県国道事務所近畿地方整備局へ要望活動が行われまして、関係議員が出席をいたしました。 11月11日、全国市議会議長会評議員会東京都内で開催され、議長が出席いたしました。 11月12日、大阪弁護士会との意見交換会が開催され、議長が出席いたしました。 同日、小浜市民短歌大会表彰式が開催され、議長が出席いたしました。 11月14日、全員協議会ならびに懲罰特別委員会が開催されました。 11月15日、福井県保育団体連絡会から保育制度改革に関する意見書の提出を求める陳情書を議長が受け取りました。 11月16日から17日にかけて、若狭消防組合議会が東大阪市ならびに神戸市の市内の施設を視察いたしました。 11月17日、公立小浜病院組合議会が愛知県豊川市内の施設を視察いたしました。 11月18日、商工優良従業員表彰式が開催され、議長が出席をいたしました。 同日、嶺南広域行政組合議会代表者会議が開催され、関係議員が出席いたしました。 11月19日、出石永楽館視察研修が開催され、議長ならびに各議員が出席いたしました。 11月20日、京極高宣氏を囲む会が開催され、議長が出席いたしました。 11月21日、北川総合開発対策協議会総会が若狭町で開催され、議長が出席いたしました。 11月24日、議会運営委員会が開催されました。 11月25日、全員協議会ならびに各派代表者会議電子採決システム表決リハーサル議会報告会意見交換会ワーキンググループ会議懲罰特別委員会が開催されました。 11月26日、公立小浜病院組合議会が開催されました。 同日、若狭消防組合議会が開催されました。 11月28日、平成23年度の10月分の例月出納検査結果報告書を受理いたしました。 本日、議会運営委員会ならびに全員協議会が開催されました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか21名であります。 以上報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(池尾正彦君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において5番能登恵子君、18番山本益弘君を指名いたします。本日の日程は配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(池尾正彦君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長より申し出のとおり本日より12月22日までの24日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日より12月22日までの24日間と決定いたしました。 △議会運営委員会委員の辞任および選任について ○議長(池尾正彦君) 日程第2 議会運営委員会委員の辞任および選任についてを議題といたします。 11月24日付で7番池田英之君から議会運営委員会委員の辞任願が提出され、これを許可いたしました。 これに伴い、11月25日、議長において10番垣本正直君を議会運営委員会委員に指名いたしましたので報告いたします。 △議案第78号 ○議長(池尾正彦君) 日程第3 議案第78号小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) それでは、ただいま日程第3をもちまして、議題に供していただきました議案第78号につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 議案第78号小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてでございますが、本市職員の給与につきまして、人事院の給与勧告に準じて改正いたしたく議決を求めるものです。 以上が提案理由の説明でございまして、内容につきましては、この後担当職員からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) 総務部長、塩野君。 ◎総務部長塩野喜一郎君) 皆様方、議案書をご用意願いたいと思います。A4縦でございます。 議案第78号小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてでございます。小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を次のように制定するとするものでございます。 改正の理由でございますが、本市職員の給与につきまして、人事院の給与勧告に準じまして改正するものでございまして、今回の改正は、本年も厳しい経営環境が民間の給与に反映されたことを受けまして、公務員給与民間給与と比較の結果を踏まえ、その格差を解消するため、人事院は、9月30日に公務員給与の改定勧告を行ったところでございます。 2ページをお願いいたします。第1条を小浜市一般職の職員の給与に関する条例の一部を次のように改正するものでございます。別表第1を次のように改めるというもので、給料表を2ページから6ページに記載のとおり改めるとするものでございます。 また、6ページ中ほど、第2条でございますが、小浜市一般職の職員の給与に関する条例の一部を次のように改正するものでございまして、附則第7項は給料の切りかえに伴う経過措置を規定したものでございまして、現給保障を受けている職員の給料月額について、乗じる率を100分の99.59から100分の99.1に改めるものでございます。附則、施行期日でございますが、7ページをお願いいたします。 この条例は、平成23年12月1日から施行するとするものでございます。第2項でございますが、平成23年12月に支給する期末手当に関する特例措置を定めたものでございます。給与改定における減額対象職員および現給保障を受けている職員について、4月の給料、管理職手当扶養手当住居手当等の合計額に100分の0.37を乗じて得た額に、4月から11月までの月数を乗じて得た額を12月の期末手当から差し引くとするものでございます。 8ページをお願いいたします。第2号でございますが、6月に支給されました期末手当および勤勉手当についても同様に、これら減額改定対象職員については100分の0.37を乗じて得た額を12月の期末手当から差し引くとするものでございます。第3項につきましては、規則への委任でございます。 以上でございます。 どうかよろしくお願いいたします。
    △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより質疑に入ります。 17番、宮崎治宇蔵君。 ◆17番(宮崎治宇蔵君) それでは、議案第78号小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について質問をいたします。 ただいま、説明のとおり人勧に基づく削減は3年連続の引き下げで、職員にとっては、非常に厳しいものとなっております。削減の理由と認識についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 総務部次長、滝口君。 ◎総務部次長滝口克巳君) 地方公務員の給与につきましては、国および他の地方公共団体職員給与民間事業者従事者の給与等を考慮して定めなければならないこととされております。国家公務員給与民間給与を比較し、国家公務員給与決定の基準としている人事院の勧告に準じた給与改定を行うものであります。 今回の改定は、人事院勧告に基づき、民間と比べ給与水準が上回っている50歳代の職員を中心に、40歳代前半から引き下げることとしております。 ○議長(池尾正彦君) 17番、宮崎治宇蔵君。 ◆17番(宮崎治宇蔵君) 次にお尋ねしたいのは、給与の減額は、1人当たり月額幾らになるのか。それから減額対象者は、何人になるのか。それから、今報告ございましたけども、対象者年齢についてもお尋ねをしたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 総務部次長、滝口君。 ◎総務部次長滝口克巳君) 本市職員につきまして、減額する給料は、1人当たりの給料月額で400円から2,103円で、平均で1,582円の減額となります。12月の期末勤勉手当では、1人当たりの平均3,243円の減額になります。なお、人勧に伴います今年度の職員給与の減額総額は、134万円となります。 また、減額対象者につきましては、140人で、対象年齢は概ね44歳以上の職員であります。そのうち、50歳以上の職員が105人となっております。 ○議長(池尾正彦君) 17番、宮崎治宇蔵君。 ◆17番(宮崎治宇蔵君) それでは、最後にもう1点だけお尋ねをいたします。先ほども部長の方から説明ございましたけれども、12月支給する期末手当に関する特例措置について、もう一度説明をお願いしたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 総務部次長、滝口君。 ◎総務部次長滝口克巳君) 今回の人事院勧告は、民間との給与について、4月時点で比較し、均衡を図ることとしております。今回の引き下げ改定による年間調整は、不利益不遡及の原則から、4月から11月までの格差相当分を12月の期末手当から差し引くこととしております。 具体的には、4月に支給しました給料、管理職手当扶養手当、住宅手当、単身赴任手当の合計額に100分の0.37を乗じた額に4月から11月末までの月数8カ月を乗じた額と、6月に支給した期末勤勉手当の合計額に100分の0.37を乗じた額を12月の期末手当から差し引くこととなります。なお、この特例措置により12月の期末手当から差し引く額は、1人当たり1万1,555円から1万8,955円で、平均1万5,224円で、総額で213万1,000円の減額となる予定でございます。 ○議長(池尾正彦君) ほかに質疑はございませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託の省略 ○議長(池尾正彦君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第78号小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正については、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第78号小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正については、委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(池尾正彦君) これより討論に入ります。 17番、宮崎治宇蔵君。 ◆17番(宮崎治宇蔵君) ただいまから本会議に提案されています議案第78号小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、反対討論を行います。 今回の議案は、人事院勧告を受け、公務員給与の月例給の引き下げ、一時金据え置きにあります。給与構造改革における経過措置、いわゆる現給保障の廃止などを行うものであります。 人事院勧告は、公務員労働者に対し、民間準拠を唯一の根拠とした3年連続の月例給の引き下げなど、中高年ねらい撃ちの不当な賃金の大幅削減の内容であります。人勧は、憲法で保障されている労働基本権国家公務員から奪っている代償措置であります。 そもそも、引き下げの勧告など、あってはならないことであります。国家公務員の賃下げは、民間にも波及し、国民全体の賃下げにつながります。勧告のように民間労働者の給料が下がったからと言って、公務員労働者の給料を下げれば、また翌年、民間労働者の給料が下がるというスパイラル--悪循環につながり、ますます日本経済の低迷を深めるということになります。日本経済を回復軌道に乗せるためには、経済の60%を占める国民の購買力を高めることが、最も大きな要素であります。大震災からの復興を目指し、内需拡大による景気回復が求められていながら、内需を冷やす職員給与の削減と4月に遡及--さかのぼっての引き下げなどは賛成できません。 今回の条例改悪は、労働基本権剥奪代償措置としての役割を放棄し、中小企業の賃金に悪影響を与え、さらに地域経済を冷え込ませる人事院勧告を受け入れたもので、とりわけ重大な生活悪化をもたらすベテラン職員の賃金水準の引き下げには、反対するものであります。 以上述べたように、職員の生活や景気対策に逆行するような給与削減条例の改悪案は、辞めるよう申し上げまして、反対討論といたします。 ○議長(池尾正彦君) ほかに討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(池尾正彦君) これより採決に入ります。 この採決は、採決表示システムにより行いたいと思います。 議案第78号小浜市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(池尾正彦君) ボタンの押し忘れはありませんか。ボタンの押し忘れはありませんね。--なしと認めます。賛成多数と認めます。 よって、議案第78号は、原案のとおり可決されました。 △議案第73号から議案第77号まで、および議案第79号から議案第86号まで ○議長(池尾正彦君) 日程第4 議案第73号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第5号)より議案第77号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)まで、ならびに議案第79号小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正についてより議案第86号小浜市営駐車場および小浜市自転車駐車場指定管理者の指定についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました議案第73号から議案第77号および議案第79号から議案第86号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第73号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第5号)でございますが、歳入歳出それぞれ1億3,687万7,000円を追加し、予算の総額を150億3,170万8,000円とさせていただくものです。 歳出補正の主なものといたしましては、保育環境の充実を図る認定こども園建設事業、観光客等の利便性を図る小浜ロッジ跡地駐車場整備事業、市中心部の道路整備に向けた小浜縦貫線調査設計事業等に所要額を計上させていただきました。 次に、議案第74号平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から議案第76号平成23年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、事業費および職員給与費の減により歳入歳出それぞれ9,259万4,000円を減額し、特別会計の総額を87億3,853万7,000円とさせていただくものでございます。 次に、議案第77号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)でございますが、修繕費用等に1,047万9,000円を追加させていただくものでございます。 次に、議案第79号小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正についてでございますが、小浜市営生守第2駐車場の廃止に伴い改正をさせていただくものです。 次に、議案第80号小浜市スポーツ振興審議会条例の一部改正についてでございますが、スポーツ振興法が改正され、スポーツ基本法が施行されたことに伴い改正をさせていただくものです。 次に、議案第81号公立小浜病院組合規約の変更についてでございますが、公立小浜病院組合規約を変更したいので、地方自治法第290条の規定により議決を求めるものです。 次に、議案第82号高速自動車国道近畿自動車道敦賀線市道岡津山手2号線との同時施行による小浜西インターチェンジに関する変更細目協定(土木工事)の締結についてでございますが、委託契約額の変更に伴い、変更協定を締結する必要があるため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議決を求めるものです。 次に、議案第83号小浜市道路線の変更についてでございますが、道路整備に伴い、小浜市道路線の変更が必要なため、道路法第10条の規定により議決を求めるものです。 次に、議案第84号小浜市営公園および小浜市営体育施設指定管理者の指定についてでございますが、小浜市営公園および小浜市営体育施設指定管理者に、株式会社アイビックス若狭支店を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものです。 次に、議案第85号小浜市総合福祉センターおよび小浜市デイサービスセンター指定管理者の指定についてでございますが、小浜市総合福祉センターおよび小浜市デイサービスセンター指定管理者に、社会福祉法人小浜市社会福祉協議会を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものです。 次に、議案第86号小浜市営駐車場および小浜市自転車駐車場指定管理者の指定についてでございますが、小浜市営駐車場および小浜市自転車駐車場指定管理者に、株式会社まちづくり小浜を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により施設を求めるものです。 以上が提案理由の説明でございまして、内容につきましては、この後担当職員からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、向出君。 ◎企画部長(向出宏二君) それでは、補正予算関係につきまして、平成23年度12月補正予算書に基づきまして、議案第73号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第5号)から議案第77号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)までの5つの議案につきましてご説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 初めに、議案第73号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第5号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,687万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ150億3,170万8,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。繰越明許費につきましては、第2表繰越明許費によるところでございます。債務負担行為の追加につきましては、第3表債務負担行為補正に、地方債の追加および変更につきましては、第4表地方債補正によるとこでございます。 2ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第9款地方交付税、第1項地方交付税は、普通交付税で4,400万5,000円の追加、第11款分担金及び負担金、第1項負担金は、小浜西インター災害復旧に伴いますおおい町および高浜町からの事業費等を負担金などで960万9,000円の追加、第13款国庫支出金は、4,090万8,000円の追加で、その内訳は、第1項国庫負担金が介護給付訓練等給付費負担金や生活保護費などで2,810万4,000円の追加、第2項国庫補助金が社会資本整備総合交付金などで1,280万4,000円の追加、第14款県支出金は、2,235万1,000の追加で、その内訳は、第1項県負担金が介護給付費や訓練等給付費等で904万5,000円の追加、第2項県補助金が電源地域の安心と活力のあるまちづくり交付金や核燃料税交付金などで1,644万8,000円の追加、第3項委託金が知事・県議会議員選挙委託金などで314万2,000円の減額、第17款繰入金、第2項基金繰入金は、活性化基金繰入金で1,622万7,000円の追加、第18款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で331万2,000円の追加、第19款諸収入、第5項雑入は、健康保険や厚生年金保険、雇用保険加入者納付金などで236万5,000円の追加、第20款市債、第1項市債は190万円の減額でございます。歳入合計では1億3,687万7,000の追加となるものございます。 3ページをごらん願います。 次に歳出でございますが、第1款議会費、第1項議会費は10万9,000円の減額で、その内容は職員給与費でございます。第2款総務費は283万1,000円の減額で、その内訳は第1項総務管理費が1,238万3,000円の追加で、その内容は、防災情報を迅速かつ確実に伝えるため、平成25年度に整備いたします同報系デジタル防災行政無線の実施設計を行う防災行政無線整備事業が主なものでございます。このほか、第2項徴税費が20万7,000円の減額、第3項戸籍住民基本台帳費が10万2,000円の減額で、その内容は職員給与費でございます。第4項選挙費が1,482万9,000円の減額で、その内容は、市議会議員、県知事、県議会議員および農業委員会委員の各選挙費の精算に伴うものでございます。第6項監査委員費が7万6,000円の減額で、その内容は、職員給与費でございます。第3款民生費は7,526万円の追加で、その内訳は、第1項社会福祉費2,481万5,000円の追加で、その内容は、障害者自立支援法の改正により、本年10月からスタートいたしました重度視覚障害者に対し、移動時や外出先において必要な視覚的情報の支援や移動の援護、排せつ、食事等の介護など、外出する際に必要となる援助を行う同行援助事業や、障害者に対し、入浴、排せつ、食事等の身体介護や調理、洗濯および掃除等の家事援助を行う、居宅介護ホームヘルプ事業の利用者等の増に伴う増額が主なものでございます。このほか、第2項児童福祉費が368万6,000円の追加で、その内容は、平成25年4月に幼保連携型の認定こども園の開園を予定しておりますけれども、現在の小浜幼稚園と小浜第一保育園を平成24年度中に改修するための工事設計を行う認定こども園建設事業職員給与費の減額が主なものでございます。第3項生活保護費が4,675万9,000円の追加で、その内容は、全国の生活保護受給者数は、本年7月時点で205万人を超え、過去最高となりましたが、本市におきましても、生活保護受給者は、昨年度から増加しており、今後も受給者の増が見込まれることに伴います生活保護扶助費の増額が主なものでございます。第4款衛生費は593万7,000円の追加で、その内訳は、第1項保健衛生費が633万2,000円の追加で、その内容は、予防接種事業におけます麻疹、風疹、BCG、日本脳炎等の個別予防接種の接種率が大きく伸びることが見込まれることに伴う増額が主なものでございます。このほか、第2項清掃費が39万5,000円の減額で、その内容は職員給与費でございます。第6款農林水産業費は、1,110万2,000円の追加で、その内訳は、第1項農業費が1,129万3,000円の追加で、その内容は、平成24年度から運用開始する予定の若狭町にあります有害鳥獣焼却設備に捕獲したイノシシやシカなどを搬入するための軽トラックや回収用ウインチなどの設備購入に対し助成いたします有害鳥獣処理事業が主なものでございます。このほか、第2項林業費が3万5,000円の減額、第3項水産業費が15万6,000円の減額で、その内容は、職員給与費が主なものでございます。第7款商工費、第1項商工費は2,008万9,000円の追加で、その内容は、小浜西組周辺地区において観光客用の駐車場が不足していることから、小浜ロッジ跡地を駐車場およびバス転回所として整備する小浜ロッジ跡地駐車場整備事業が主なものでございます。第8款土木費は490万5,000円の追加で、その内訳は、第2項道路橋梁費が1,655万1,000円の追加で、その内容は、今富地区において平成24年度の完成目指して道路改良等を行っておりますが、本年度の社会資本整備総合交付金の増額に伴い、道路改良の延長を拡大する社会資本整備(今富)が主なものでございます。このほか、第3項河川費が50万円の追加、第4項都市計画費が1,213万5,000円の減額で、その内容は、平成19年度から西津地区において山手小松原線・臨港線の都市計画街路を整備してまいりました社会資本整備(西津)の最終事業費確定に伴う減額や大手町から広峰までの間の小浜縦貫線の拡幅など、道路改良のための調査設計を行います小浜縦貫線調査設計事業が主なものでございます。第5項住宅費が1万1,000円の減額で、その内容は職員給与費でございます。第9款消防費、第1項消防費は1,347万6,000円の追加で、その内容は、若狭消防組合負担金であり、若狭消防組合関係市町の基準財政需要との比率による分担金の見直しや、東日本大震災で公務中被災した消防団員に対する消防団員等公務災害補償のための負担金の増額に伴うものでございます。第10款教育費は1,602万5,000円の追加で、その内訳は、第1項教育総務費が21万9,000円の減額で、その内容は職員給与費でございます。このほか、第2項小学校費が510万7,000円の追加で、その内容は、田烏小学校の閉校に当たり、記念碑の設置や記念誌の発行など、記念事業への助成を行う小学校管理諸経費が主なものでございます。第3項中学校費が219万7,000円の追加で、その内容は、2つの中学校における雨漏りやガラスの破損などの修理を行う中学校施設維持補修費が主なものでございます。第4項幼稚園費が251万5,000円の減額で、その内容は、職員給与費でございます。第5項社会教育費が318万9,000円の追加で、その内容は、文化会館の外部らせん階段の塗り替えや大ホールのピアノの修理など行います文化会館運営管理費が主なものでございます。第6項保健体育費が826万6,000円の追加で、その内容は、市民体育館の施設の安全管理や利用者の利便性向上のため、玄関前階段等の外部修繕や下水道修繕を行う経費を助成する小浜市体育振興会事業補助金が主なものでございます。第11款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費は、697万7,000円の減額で、その内容は、5月末の豪雨により被害を受けました小浜西インターの災害復旧工事の事業費の確定による公共土木施設災害復旧事業の減額でございます。歳出合計では1億3,687万7,000円の追加になるものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費でございますが、繰り越しいたします事業は、第2款総務費、第1項総務管理費の防災行政無線整備事業で、実施設計に要する経費1,117万円を翌年度に繰り越すものでございます。なお、実施設計は今回の補正額1,017万円と、基本設計が当初見込みより減額となった100万円と合わせた額で実施いたします。繰り越しの理由につきましては、東日本大震災や5月の災害を踏まえた整備内容の検討に日数を要したことによるのでございますが、実施設計を平成24年5月末までに終えることにより、平成25年度に防災行政無線を整備するという全体スケジュールは変わりございません。 5ページをごらん願います。 第3表債務負担行為の補正の追加でございますが、表の一番上の防災行政無線整備事業につきましては、第2款総務費、第1項総務管理費でご説明申し上げたとおり防災情報を迅速かつ確実に伝えるため、同報系デジタル防災行政無線の整備を行うものでございまして、債務負担行為をお願いいたしますのは、平成24年度および25年に実施いたします設備機器等の整備に要する経費で、限度額につきましては4億3,483万円でございます。財源につきましては、国県支出金が2億400万円、地方債が2億770万円、一般財源が2,313万円でございます。表の上から2番目の小浜市総合福祉センター運営事業から一番下の市営体育施設維持管理事業までは小浜市総合福祉センターおよび小浜市デイサービスセンター小浜市営公園ならびに小浜市体育施設について、平成24年度からの指定管理者の指定に関する議案を本議会に提出しておりますけれども、債務負担行為をお願いいたしますのは、それでの指定期間、小浜市総合福祉センターおよび小浜市デイサービスセンターは、平成24年度から3年間、小浜市営公園および小浜市営体育施設は5年間の指定管理料の限度額でございまして、小浜市総合福祉センター運営事業が4,081万8,000円、公園維持管理事業が9,450万円、市営体育施設維持管理事業が1億4,805万円でございます。それぞれの財源につきましては、全額一般財源でございます。 6ページをお願いいたします。 第4表地方債補正の1の追加でございますが、防災対策事業で限度額を640万円とするもので、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。次に、2の変更でございますが、土地改良事業は、その限度額を150万円減額し110万円とし、道路整備事業は、590万円増額し1億30万円とし、都市計画事業は1,460万円減額し3,350万円とし、災害復旧事業は190万円増額し2億7,480万円とするもので、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。 以上議案第73号に関する説明とさせていただきます。 7ページをごらん願います。 次に、議案第74号平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億2,363万1,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 8ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第10款繰入金、第1項他会計繰入金は5万7,000円の減額で、歳入合計も同額の減額となるものでございます。 9ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費は5万7,000円の減額で、その内容は、職員給与費でございます。歳出合計も同額の減額となるものでございます。 以上議案第74号に関する説明といたします。 10ページをお願いいたします。 次に、議案第75号平成23年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億3,630万2,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 11ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第9款繰入金、第1項一般会計繰入金は9万6,000円の減額で、歳入合計も同額の減額となるものでございます。 12ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費は9万6,000円の減額で、その内容は職員給与費でございます。歳出合計も同額の減額となるものでございます。 以上議案第75号に関する説明とさせていただきます。 13ページをお願いします。 次に、議案第76号平成23年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,244万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ17億9,151万円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額、ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。地方債の変更につきましては、第2表地方債補正によるところでございます。 14ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款分担金及び負担金、第1項負担金は6万8,000円の追加、第3款国庫支出金、第1項国庫補助金は、4,748万5,000円の減額、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金は77万6,000円の追加、第9款市債、第1項市債は4,580万円の減額で、歳入合計では9,244万1,000円の減額となるものでございます。 15ページをごらんください。 次に歳出でございますが、第1款下水道事業費は、9,244万1,000円の減額で、その内訳は、第1項下水道管理費は13万円の減額で、その内容は職員給与費でございます。このほか、第2項下水道建設費は9,231万1,000円の減額で、その内容は、社会資本整備総合交付金の減額の交付決定等に伴う環境整備事業の減が主なものでございます。第2款公債費、第1項公債費は、人件費補正に伴う財源組み替えを行うものでございます。歳入合計で9,244万1,000円の減額となるものでございます。 16ページをお願いいたします。 第2表地方債補正の変更でございますが、公共下水道事業の限度額を4,580万円減額し、5億4,560万円とするもので、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。以上議案第76号に関する説明とさせていただきます。 17ページをごらん願います。 次に、議案第77号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)についてでございます。収益的収入および支出でございますが、支出の部において第1款事業費で953万3,000円を追加し、総額を4億3,551万1,000円とするもので、その内容は、給配水管、漏水管路等の修繕が主なものでございます。資本的収入及び支出でございますが、収入の部において、第1款資本的収入で100万円を追加し、総額を8,182万1,000円とし、支出の部において第1款資本的支出で94万6,000円を追加し、総額を3億2,353万3,000円にするもので、その内容は、配水管布設がえ工事でございます。 以上議案第77号に関する説明とさせていただきます。 12月補正予算に関します議案第73号から第77号までの説明は以上でございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(池尾正彦君) 総務部長、塩野君。 ◎総務部長塩野喜一郎君) それでは、私の方からは議案第79号から議案第86号までにつきまして説明をさせていただきます。 議案書の9ページの方をお開き願いたいと思います。 議案第79号小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正についてでございます。小浜市営駐車場設置および管理条例の一部を改正する条例を次のように制定するとするものでございます。 10ページをお願いいたします。 改正の理由でございますが、小浜市生守にございます雇用促進住宅が廃止決定によりまして、居住者が減少いたしまして、これに伴い、生守第2駐車場の利用がわずかとなってございます。また、今後も利用の回復が見込めないことから、同駐車場を廃止するものでございます。第2条の名称および位置の表および使用料を定めます別表第2から小浜市生守第2駐車場の項を削除するものでございます。附則といたしまして、この条例は平成24年1月1日から施行するとするものでございます。 11ページをお願いいたします。 議案第80号小浜市スポーツ振興審議会条例の一部改正についてでございます。小浜市スポーツ振興審議会条例の一部を改正する条例を、次のように制定するとするものでございます。 12ページをお願いいたします。 改正の理由でございますが、スポーツ振興法を全面改正したスポーツ基本法が、平成23年8月24日から施行されたことに伴い改正するものでございます。改正の内容でございますが、条例名を小浜市スポーツ推進審議会条例と改め、引用する条項等を新たに施行されたスポーツ基本法によるとするものでございます。附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するとするものでございます。また、経過措置といたしまして、この条例の施行の際、現に旧条例の規定により、小浜市スポーツ振興審議会委員に任命されている者は、新条例第3条、第4条により、小浜市スポーツ推進審議会委員に任命されたものとみなし、その任期は、第5条の規定にかかわらず平成25年5月31日までとするものでございます。 13ページをお願いいたします。 議案第81号公立小浜病院組合規約の変更についてでございますが、公立小浜病院組合規約を別紙のとおり変更することについて、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるとするものでございます。 14ページをお願いいたします。 改正の理由および内容でございますが、公立小浜病院組合の会計事務および決算事務の方法を効率的に処理するため、組合の執行機関の組織に定めます会計管理者を削除するものでございます。附則といたしまして、この規約は平成24年4月1日から施行するとするものでございます。 15ページをお願いいたします。 議案第82号高速自動車国道近畿自動車道敦賀線市道岡津山手2号線との同時施行による小浜西インターチェンジに関する変更細目協定(土木工事)の締結についてでございます。本協定につきましては、小浜西インターチェンジをフルインターチェンジに整備することを目的として、平成21年11月10日に西日本高速道路株式会社と協定を締結し、整備を進めてまいりましたが、ほぼ完了したことから、協定に係る事業費を精査、精算しましたところ事業費が減額となることから、協定の変更を行うものでございます。地方自治法第96条第1項第5号および議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決を求めるとするものでございます。協定の目的ですが、高速自動車国道近畿自動車道敦賀線浜西インターチェンジ建設に伴う市道岡津山手2号線道路改良工事の委託金額の減額でございます。協定の方法は随意契約による委託契約の変更でございまして、委託金額は、変更前が2億5,515万6,000円。減じる額が2,799万8,000円、変更後が2億2,715万8,000円でございます。協定の期間は平成21年度から平成23年度までの3カ年、協定の相手方は、大阪府茨木市岩倉町1番13号。西日本高速道路株式会社 関西支社長 芝村善治氏でございます。 16ページをお願いいたします。 議案第83号小浜市道路線の変更についてでございます。道路法第10条の規定によりまして、小浜市道路線を次のとおり変更するものでございます。 17ページをお願いいたします。 変更する路線でございますが、山手小松原線でございまして、道路の整備に伴い、起点を板屋町住宅線に変更し、道路の延長を伸ばすものでございます。 18ページをお願いいたします。 議案第84号小浜市営公園および小浜市営体育施設指定管理者の指定についてでございます。地方自治法第244条の2第3項および小浜市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定によりまして、小浜市営公園および小浜市営体育施設指定管理者といたしまして、株式会社アイビックス若狭支店を指定することにつきまして、地方自治法第244の2第6項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。指定の期間は、平成24年4月1日から平成29年3月31日までとするものでございます。 19ページをお願いいたします。 指定管理者に管理を行わせようとする施設の所在地ならびに名称一覧でございます。 20ページをお願いいたします。 議案第85号小浜市総合福祉センターおよび小浜市デイサービスセンター指定管理者の指定についてでございます。地方自治法第244条の2第3項および小浜市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定によりまして、小浜市総合福祉センターおよび小浜市デイサービスセンター指定管理者といたしまして、社会福祉法人、小浜市社会協議会を指定することにつきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。指定の期間は平成24年4月1日から平成27年3月31日までをするものでございます。 21ページをお願いいたします。 議案第86号小浜市営駐車場および小浜市自転車駐車場指定管理者の指定についてでございます。地方自治法第244号の2第3項および小浜市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定によりまして、小浜市営駐車場および小浜市自転車駐車場指定管理者といたしまして、株式会社まちづくり小浜を指定することにつきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。指定の期間は平成24年4月1日から平成27年3月31日までとするものでございます。 22ページをお願いいたします。 指定管理者に管理を行わせようとする施設の所在地および名称の一覧でございます。 以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより質疑に入ります。 15番、清水正信君。 ◆15番(清水正信君) 少しお尋ねさせていただきたいと思います。 議案第86号について少しお尋ねさせていただきます。 84号、85号、86号といずれも指定管理者に対する議案でございますが、その中でも第86号小浜市営駐車場および小浜市自転車駐車場指定管理者の選定についてにお尋ねをさせていただきます。いただきました資料につきましては、施設指定管理者選考委員会審査についてと、資料としていただいているわけでございますが、選定に至るまでの募集期間、そして応募団体数、選考委員会の開催回数、そして選考委員の構成、選考基準、選考結果についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 生活安全課長、天谷君。 ◎総務部生活安全課長(天谷祥直君) 選定に至る経緯でございますが、10月20日に、第1回の選定委員会を開催いたしまして、小浜市の公の施設の指定管理者選定委員会設置要綱に基づきまして、副市長を委員長として、募集要綱の内容について、協議検討したところでございます。 公募の期間につきましては、平成23年10月28日から11月11日までの15日間で、庁舎前に公示するとともに、市のホームページとチャンネルOにおきます広報を行っております。 なお、募集にかかります説明会を11月2日に実施いたしまして、2法人の参加がございました。これらとは別の法人からも問い合わせがあったものの、結果といたしまして、2法人の応募でございました。 11月14日開催の第2回選定委員会においては、応募団体の役員等の除外規定によりまして、副市長を選定委員から除外し、企画部長を委員長とする内部委員5名と3名の市民--これは男性1名で、女性2名でございます。--の外部委員計8名により審査を実施いたしました。 審査内容は、大項目として、事業者に対するサービスの向上、安定した管理を行う人的、物的能力、あと、市への納付金額等によりまして、各点数を定めまして、審査員1人100点満点で、評価採点いたしまして、全委員の総合点で評価をいたしております。 結果、まちづくり小浜が総合点で上回りまして、また、委員の個々の評価の中でも8名全員がまちづくりを上位に評価したところでございます。 以上です。 ○議長(池尾正彦君) 15番、清水正信君。 ◆15番(清水正信君) 今お答えいただいたわけですが、その中に、いろんな広報もしたと。しかし、要件を満たす応募者としては、2社に限られたということやったと思うわけですが、少しそこでお尋ねしたいわけですが、この応募要項を見せていただきますと、きょうまで3カ年ですと2,070万円の収入があって、そこで、ペイを差っ引いて1,300万円以上が保障と。そして、2,000万円を上回った場合は、幾ら市へ超過分として、その報酬の上積みというか、成功報酬と言いますか、その部分については10%以上という中で公募をされたわけですね。その2社というのは、私は極めて少ないと思うわけです。もっともっとあってもいいじゃないかなと。 そして、その応募資格の中で選定されて今候補で挙がっているのは、まちづくり小浜。これは、市が52%出資する筆頭株主の第三セクター会社でありますし、もう1つ応募されたのも社会福祉法人であるかと思うわけでございますが。そうした中で、この22年度の決算報告説明資料に基づきますと、年間で2,100万円の収入があって、435万円が人件費として、そこに充てられているわけです。そして、なおかつ、800万円を市の一般会計へ繰り出しし、そして、収益として積立金として300万円上がっていると。これを合計すると、1,500万円ぐらいになるわけですね。そして、収益からいきますと、生守第2駐車場が利用率の低下の中で来年度からはもうやらないと。この決算書で見れば、生守第2駐車場の賃貸料としては150万円きょうまで払っていると。それに伴う収入が当然なくなるわけでございますから、全額が収益にプラスになるというわけでございませんが、150万円の出費が下がる。しかし、今度から自転車駐輪場も入ってくると。そこに伴う電気代、先ほどもおっしゃられているように、冬場やと除雪とかいろんなこともついてくると思うわけですが。 そうした中で、極めて有利な条件の中で、応募を募集したと思うわけですが、しかし、それでも2社しかなかった。きちっと周知されたのか。その辺をどう考えなんでしょうか。 ○議長(池尾正彦君) 生活安全課長、天谷君。 ◎総務部生活安全課長(天谷祥直君) 周知につきましては、先ほど申し上げましたとおり、庁舎前の公示とともにホームページならびにチャンネルOにより広報を行いまして行き届いていると考えております。 ○議長(池尾正彦君) 15番、清水正信君。 ◆15番(清水正信君) その形の中で、選考委員会が開催されて、ここに管理者選定結果というのをいただいているわけですが、ただいまおっしゃられたように8名の方が100点をお持ちになられて、800点中選考された株式会社まちづくりについては、650点である。団体Aについては569点であるということの中で、結果として、まちづくり株式会社という話になっている訳でございますが、その中で、選考基準の中にありました、いろんな評価ですから、これは否定するもんではありませんが、私が思うのは、まちづくり会社については、1,300万円以上の最低補償額が1,350万円。そして、2,000万円を超えたときについては、10%以上ということの中でぎりぎりの10%を提起されている。 もう1つ、その選考に漏れた点数の低かったところは、最低保障額については、1,400万円、100万円多いわけですし、2,000万円を上回った場合の配分についても18%と、選定候補に挙がっているところよりも8%多いということは、サービス面、そのような、いろいろな評価の中でこういう結果ということは、わかった上でお尋ねするわけですが、市民の財政的な上から言えば、金銭的に言えば、選考に漏れている方が市の財政面から考えればそうですし、そして今の業務の分についても、恐らく、後でまた2つ目の項目についてお尋ねするわけですが、24時間対応とかいう部分については、いずれも外部委託をされる、その中で、という形になると思うんです。自前で24時間対応される、その能力は、私はないと思うわけですから、業務委託をされるという部分やと思うわけですが、なぜ、その辺の金額の部分とほかの部分の点数の開きがあったのか。 この結果がすべてそうだということだと思うわけですが、その点について、もし何かあれば、お答えいただきたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 総務部長、塩野君。 ◎総務部長塩野喜一郎君) 今ほど議員のご質問のように、金額的には選考した法人よりも他社の方が確かに優位でございました。そういった中で、先ほど議員もご指摘ございました項目の中で、いろいろな点数を各項目ずつ分けてございまして、今ほどの委員会の中でもご意見等もちょうだいしまして、確かに市としては、財政的に金額的な大きいところがやはり市としては望むところであろうと。ただし、この指定管理者については、やっぱり住民サービスというところも十分に考えていかなきゃならないというようなご意見等もございまして、項目的にはそれぞれに配点がございまして、それの積み重ねであったということはご理解いただきたいなと思いますし、今ほど24時間体制の管理につきましては、もう1社の方につきましては、自前でやるというような計画であったかと存じますので、そこの点もよろしくお願いいたします。 ○議長(池尾正彦君) 15番、清水正信君。 ◆15番(清水正信君) それでは続きまして、市施設の指定管理に対する外部委託も含めて、アウトソーシングについて市の基本的な考え方を少しここでお尋ねしたいと思うわけでございますが、一般的に、その意義については、施設運営面でのサービスの向上による利用者の利便性の向上をそして、管理運営経費の削減による施設を所有する地方公共団体の負担の軽減または収益の増加が図られるという1つの大きな意義があるわけです。 そして、指定管理者制度を採用し、それを順次拡大している現状やと思うわけですし、片方では、一般的に問題点として指摘されていることは、特に地方においては、管理者選定の段階から出来レースとなっている事例が多く見られるということが、きょうまでも指摘され、またそのような事例もきょうまでも見聞きするわけでございますが、そうした中で、この86号について、きょうまで長いこと外部委託をし、そして、それなりの実績もあり、また、市の中であれだけの資産を持っているわけですから、土地とか、そういう駐車場施設を。その中で2,000万円ぐらいの収益を上げ、そして、経費を差っ引いた中で、1人の人件費438万円でしたか--それを見て、なおかつ毎年1,100万円ぐらいの基金あるいは剰余金を積み立てているという形の中へ、この外部委託をすることにより、直営よりもサービス向上が図られるのか。そして、市の財政負担がまた、収益に対するどれだけのプラスがあるのか。 先ほども少しお尋ねした24時間対応の取り組みについて、そして、それがすべてサービス向上につながるものであるということをどのようにお考えなのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(池尾正彦君) 生活安全課長、天谷君。 ◎総務部生活安全課長(天谷祥直君) 駐車場利用について、利用者に対するサービスの考慮でございますけれども、今回の提案でございますと、パスカードについては、パスカードや駐車券の販売については8時半から夕方5時半までは、年中無休で行うと。また、大口購入者には、巡回販売を行うほか、利用者満足度向上のためのアンケートの実施など、今まで直営ではできない取り組みの提案が行われております。 また、トラブル等への24時間対応につきましても、時間内はまちづくり小浜が行い、夜間は警備会社に委託するということで、従来と変わらない対応ができるものと考えております。 納入金につきましては、1,350万円を固定といたしまして、先ほど議員仰せのとおり2,000万円以上収入があった場合は、その10%を上乗せするということになっておりまして、平成22年度の決算における一般会計の繰り出しや基金等に見合う額が確保されたものと考えております。 それから、自転車駐車場でございますが、これについては、今まで利用収入もなく、照明設備の電気代のほか、冬場の除雪、清掃、放置自転車の処分を適時職員で行っておりました。その分の歳出要因が削減されると考えます。 また、人的には、週1度職員による駐車場の集金業務や駐車場担当者以外によるパスカード等の発行の窓口業務の関わりがなくなりまして、本来の業務に専念できることができます。なお、駐車場に関する指定管理者の遂行業務に関する確認や連絡調整等の事務が一部残りますが、基本的には職員1名を他の業務に充当することができると考えております。 ○議長(池尾正彦君) 15番、清水正信君。 ◆15番(清水正信君) ただいまお答えいただいたわけですが、いずれにいたしましても、総務民生常任委員会の方で審議していただく案件でございますので、これ以上は聞きませんが、そこで、もう一つだけお尋ねしたいのは、株式会社まちづくり小浜の位置づけなんですね。株式会社まちづくり小浜については、先ほども申しましたように小浜市が1,300株、52%の株を保有し、第三セクターとしている。そして、議会の付帯決議としまして、設立から5年を目途に民営化を図るというような附帯もつけさせていただいたと記憶しているわけでございますが、そうした中で、目的ですね。小浜市の地域経済および産業の活性化を図るため、次の事業を行うことを目的とするということで、25項目について書かれているわけです。そして、1番目には、小浜市の観光および産業振興ならびにまちづくりに関する企画および調査業務。そして、2つ目には、公共施設等の管理、運営、受託に関する業務。これは、主に道の駅を指して、そこを拠点として、事業展開をするというようなことを設立当初から言われておりましたから、それを目的として設立されたと。そして、地方公共団体等からの誘客促進、宣伝、観光、イベント等に係る受託業務および事業と。そして、地域の農林水産物、畜産物に関する処理というようなことで、25項目について書かれているわけですが、その17番目に駐車場の企画、建設、管理および運営に関する業務ということも書かれているわけです。ですから、それはそれで、今の定款の中で対応されているということですが、私たちは、そもそもこのまちづくり小浜については、あくまでも地域経済および産業の活性化を図る、その中の事業を主目的とする形の中で事業展開をされる。それに伴って、主たる業務をしようとするときに附帯して起こるいろんな事業をできる、のり代を残していくぐらいのことだと思っていたんです。 これでいくと、むしろどうもそう言いつつ、アウトソーシングの受託会社みたいなとらえ方もしてできんことがないのかなと。そういうことも思うわけですが、その株式会社まちづくり小浜に対する位置づけをどのようにお考えなのか。外部委託の受け皿としての機能を展開されるのか、たまたま今回応募されたけど、いや、そうじゃないんだぞと言うのか。一体株式会社まちづくり小浜の主たる目的は何であったのか。そして、いろんな議論の中でどうしても第三セクターとして小浜市が52%以上の株式を持って設立しなければならなかったのか、その点だけお尋ねしておきます。 ○議長(池尾正彦君) 産業部次長、竹田君。 ◎産業部次長(竹田茂芳君) 株式会社まちづくり小浜--おばま観光局は、官民それぞれの利点を生かし、観光を切り口として本市の経済で産業の活性化を図るため、公益的事業や収益事業に取り組んでいるところでございます。これは、議員ご指摘のとおりでございます。 その定款におきまして、小浜市の観光および産業振興ならびにまちづくりに関する企画および調査業務や各種イベントの企画、立案、運営および受託に関する業務といった地域の活性化に資するさまざまな業務を目的として、定款では定めておるところでございます。 目的には、公共施設等の管理受託に関する業務や駐車場の企画、建設管理および運営に関する業務を明確に定めておりまして、このたびの指定管理業務の受託に問題はないと考えております。駐車場の指定管理業務の遂行には、新たな人材を雇用すると聞いておりまして、おばま観光局の業務に影響を与えることはないと考えております。 おばま観光局は、観光を切り口とした、地域活性化に資する公益的事業に取り組むことが重要ではございますが、その経営基盤の安定化に向けた、収益事業への取り組みも必要であります。 この度の駐車場指定管理業務の受託は、必要な事業と考えております。 ○議長(池尾正彦君) 次の質疑に入ります。 10番、垣本正直君。 ◆10番(垣本正直君) ただいまの15番議員が質疑をされましたので、同じ議案につきまして、重複するところについては省かせていただきますので、よろしくお願いします。 本事業は、指定管理者の候補として、株式会社まちづくり小浜を指定して、小浜市が経営しています広峰駐車場、大手第1、駅前、伏原、生守第1駐車場、それから、駅前の自転車駐車場--駐輪場の管理を行わせようとするものであります。これを、まちづくり小浜を選定したいということでございます。 その選定理由につきましても、先ほどの質疑の中で答弁がありましたので、割愛をさせていただきますが、特に、このまちづくり小浜につきましては、先ほどの話もありましたように、小浜市が50%以上出資した第三セクターの会社でありまして、市がそこへ管理を指定するということについて、いささか正直言って、その内容が適切なものであるかということを危惧することでありますが、その点についても、先ほどの答弁にありましたように、経営の面、それから市の負担軽減にどれだけつながるかとか、また、職員の削減等についても答弁がありましたので、割愛をさせていただきます。 しかし、夜間の管理について、まちづくり小浜が出している計画の中には、別に市内の管理業者へ再委託をするということが書かれております。それにつきまして、質問させていただきますが、清掃や警備のパトロールとか、治安を守るための警備ですが、その部門であればいいわけですが、総務省の通知において管理に係る業務を一括して第三者に委託することはできないとしています。これに該当しないか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、向出君。 ◎企画部長(向出宏二君) 今、議員からご指摘のあった点でございますけども、指定管理者制度につきましては、平成15年6月の地方自治法の一部改正によりまして導入されたものでございまして、その一部改正に関しまして、平成15年7月17日付で総務省自治行政局長から地方自治法の一部を改正する法律の公布についてという通知が発出されております。その通知の中で、議員ご指摘のとおり、公の施設の適正な管理の確保等に関する事項として、個々の具体的業務を指定管理者から第三者に委託することは差支えないが、管理に係る業務を一括して、さらに第三者へ委託することはできないことなどに留意して、公の施設の指定管理者制度の適正な運用に十分配意するよう求められているところございます。 今回の事案につきましては、今申し上げました一括してさらに第三者へ委託する事例には当たらないというふうに考えております。 ○議長(池尾正彦君) 10番、垣本正直君。 ◆10番(垣本正直君) ありがとうございます。 それでは、この再委託ということについては、情報管理におけるリスクを上昇させるということにもなりますし、このことはより低い労働条件を再委託先の労働者に強いるなどのような構造的な問題を抱えております。これらの点からも再委託が容易に行われないように市が適切な今後の対応をしていただくことが必要かと思うわけですが、ここでお伺いをしますが、不測の事態に備えて、そういうことはないかもわかりませんが、再委託が可能もしくは不可能な業務を、協定書または契約書に明記すること、さらには再委託先および業務内容の報告を義務づけることを仕様書とか契約書に明記することについて、今後整備をされて、今回の事業から対応していただくような形の対応ができないか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(池尾正彦君) 生活安全課長、天谷君。 ◎総務部生活安全課長(天谷祥直君) 再委託に備えてのことでございますが、今回予定しております協定書の第15条におきまして、一括下請の禁止、具体的な業務委託の事前了解および当該委託に係る契約書の写しの提出を求めているところでございます。 また、10条で半期ごとの管理業務に係る事業報告書の提出と承認を求めており、記載する事項につきましては、管理状況、利用状況、収入の実績、収支計算等となっております。 また、必要に応じて臨時に求めることや実施調査等もできることとも記載されておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(池尾正彦君) 10番、垣本正直君。 ◆10番(垣本正直君) ありがとうございました。 それでは、次の議案についての質問をさせていただきます。 議案第73号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第5号)の歳出第5款土木費、第4項都市計画費、第2項街路事業費の小浜縦貫線調査設計事業につきまして質問させていただきます。 小浜縦貫線というのは、小浜市役所前の交差点からいづみ町を通って広峰交差点の延長約300メートルを指すわけですが、この道路改良のための調査設計費として、今回600万円が計上されております。 本事業につきましては、昭和40年に都市計画決定されたものでありまして、そのあと、平成に入りまして、白鬚の再開発やことし完成をいたしました住吉酒井の事業からも取り残されてきております。 松崎市長は、先般の9月議会にいづみ町の拡幅改良に取り組むと表明されましたが、そして、今議会にこの調査設計を計上され、600万円の補正をされております。ことし7月の小浜インターの開業、3年後には舞鶴若狭自動車道の全面開通を控え、この道路整備の推進は、市民生活はもとより、産業の振興や観光面、市の将来の活性化に大きな影響を与えると考えられます。しかし、残念ながら、事業年度の計画では、平成23年度、今回の補正から平成43年の20年間となっております。 この20年間とした理由についてお伺いをいたしたいと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(池尾正彦君) 産業部次長、夏梅君。 ◎産業部次長(夏梅晃一君) まず、小浜縦貫線の今回の調査設計費でございますが、平成25年度の国の補助事業等の採択を目指して、小浜縦貫線の広峰から大手町間の延長約300メートルの区間の道路計画を検討しまして、地元との合意形成を図ろうとするものでございます。 事業期間につきましては、福井県が平成13年度から今年度までの10年をかけて整備した、住吉白鬚間の延長237.5メートルに比べまして、道路延長が長く、また、道路計画に係る建物等の件数も多くなることが予想されまして、事業費も膨らむことから、事業期間を15年から16年と考えておりました。 しかし、国からの補助金等の状況とか、地元との合意形成に要する期間など、現段階ではそういった期間が不透明であるため、11月25日の全員協議会の説明資料では、5年区切りで20年の事業期間として、平成43年度までとさせていただきました。けれども、決して事業期間を故意に長引かせるという考えではございません。小浜市としましても、事業期間を極力短くしたいと考えておりまして、そのためには、事業費用を極力低減させることや、地元との合意形成を進めることが重要であるため、今議会で調査設計費の予算を提案させていただき、この調査設計費で、道路計画を検討しまして、事業費が極力軽減できるとともに、地元合意が得られる計画をまとめていきたいと考えております。 事業期間につきましては、地元との合意形成を図る上でも、重要な問題と考えておりまして、今後極力短縮できるように努力していく所存でございますので、ご理解願いたいと思います。 なお、このようなことから11月25日の全員協議会で説明させていただきました、表紙がピンク色の12月補正予算説明資料の5ページの最下段に、事業期間が記載されているわけでございますけれども、この平成23から平成24につきましては、平成23から平成39年--平成23年から平成39年に訂正させていただきたいと思いますので、ご訂正いただきますようお願いいたします。 なお、調査設計の内容としまして、延長300メートルの区間の道路予備設計、交差点部の予備設計あるいは費用対効果の算定などの業務を考えてございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(池尾正彦君) 10番、垣本正直君。 ◆10番(垣本正直君) 担当課の説明では、そういうのにできるだけ努力をしていくということですが、市長のお考えをお伺いしたいと思います。当然、今説明のありましたように、地元合意を取りつけるということはまず第一でございますし、整備計画の決定、それから補助事業等も含めた事業の決定も含めて、必要な時間は大事だと思いますが、今説明のありましたように、20年というのは非常に長過ぎます。長期計画でも10年ですよ。それ、十年一昔と言いますけど、20年になるともうとてもじゃないけど、世代が変わります。今どうしても20年、30年前から早くしてほしいという地元の方々、また、道路の事情ですね。小浜市内にも何とか早く風穴を開けてほしいということで、いづみ町のアーケードに対する思いが、非常に集中しているっていうのは、市長もご存じだと思います。 そういった意味で、この提案は、非常に市民にとっても、新しい一つの小浜市を形成する意味での大きな活力と、また、方向性を示す意味での期待が込められていることと思っているわけですが、しかし、せめて10年という一つの方向性に近づけるような形で、できれば10年以内に完成するということが、今の時代では、やっぱりどうしてもスピード感というのは、財政的な問題もあって難しいかもわかりませんが、何とかその努力をして、せめて市長がこの方向性を出したんなら、見届けれる間、在職される間に方向性が示せるような対応をぜひともお願いしたいということを考えて、今後の対応について、何とか20年間を10年ぐらいに縮めるというような市長の思いをお聞かせいただきたいと思うんですが、そこら辺のご見解についてお尋ねをいたします。 ○議長(池尾正彦君) 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) 垣本議員のご指摘のとおり、20年と言うと、ちょっと私どもも居るかどうかわからないという状況もございますので、でき得る限り短くしたいと。この第5次の総合計画も10年でございますので、10年というものを目標にがんばってまいりたいと思っておりますし、庁内の会議等の中でもこれについて、やり始めたらできるだけ早くということは、申し合わせもしておるところでございますので、でき得る限り議員ご指摘のように、短くできるように努力してまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(池尾正彦君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △常任委員会付託 ○議長(池尾正彦君) ただいま議題となっております議案は、さきに配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 △陳情 ○議長(池尾正彦君) 日程第5 陳情を議題といたします。 今期定例会において本日までに受理いたしました陳情は、さきに配付してあります陳情文書表のとおりであり、また、その内容は陳情書の写しのとおりであります。 ただいま、議題となっております陳情を陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(池尾正彦君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 明11月30日より12月13日までは休会とし、14日は定刻本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。                           午後0時33分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           平成24年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   5番           署名議員   18番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。       小浜市議会事務局長  前野光信...